いとこの味は鴨の味
日本ではいとこ同士の結婚が認められていますが、民族や文化によっては近親相姦扱いになるところもあります。
でも、イスラム圏ではいとこ同士の結婚がむしろ奨励されていたりもするので、近親相姦という概念は意外に曖昧なのかもしれませんよ。
さて、日本には「いとこ同士は鴨の味」という言葉があります。これは、鴨の味がよいことになぞらえ、「いとこ同士で結婚すると仲むつまじい」意味らしいのですが、ちょっとへんじゃないですか? なぜ、夫婦仲がいいことを「味がいい」ものにたとえるの?
食欲は性欲につながります。うまい料理は、充実したセックスに通じます。要するに、そういうことですね。
要するに、いとこ同士のセックスはとてもキモチいいんです。身体の相性がいいのですね。ま、本当かどうかは知りませんが、そういう言葉が残っているということはけっこう当たっているのかもしれません。
でもなぜ?
いとこ同士というのは、要するにきょうだいの子供同士です。身体の構造には共通点が多いでしょう。入るモノと収まる場所のサイズや具合も似ているかもしれません。男性器と女性器はもともと同じ構造を持った器官が分化したものです。
相性がいいのもなんとなくうなずけませんか? 完全な赤の他人よりも、はるかに、自分の性器に近い要素を持っているのですよ、そこに入れたらきっとキモチいいですよ。
なんてね。そういう話をしていると、近親相姦がタブー視されながらも性のテーマとして連綿と語り継がれている理由がなんとなく見えてきませんか?
キモチいいらしいよ?
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