痛みとも快感ともつかない感覚にさいなまれてか、唯の声が裏返る。かわいい声だ。たまらない。
「もっと顔を見せて」
芳樹はビデオカメラで唯のアップを撮る。泣き顔の唯。泣いても可愛い子は可愛い。
特に唯は泣き顔がいい。もちろん笑顔も素晴らしいのだが――笑顔とのギャップがたまらない。
「芳樹くん……ひどいよ……唯、こんなこと……」
「だからっ、唯ちゃんが誘ったんだよ? ぼくの目の前でオナニーして……っ!」
「それは……そんな……」
唯もわずかには記憶が残っていたのか、声が小さくなる。そうなのだ。唯も同じだ。芳樹のことを侮り、バカにしていたのだ。恋愛対象にはとてもならない。クラスのみそっかす。お情けで優しい声をかけて、友達のふりをして……
「でもね。唯ちゃんは、もうぼくのものだよ。だって、唯ちゃんの恥ずかしいところ、全部撮影したからね」
スチルカメラとビデオカメラ。唯の表情が引きつる。
「芳樹くん……うそでしょ?」
「うそじゃないよ。今も撮ってる。だって、記念すべき唯ちゃんの初体験だからね。八十八学園の男たちのいったい何割が唯ちゃんのスカートの中を想像してると思ってる? ものすごく人気があるんだよ、唯ちゃんは……これは高く売れるよ」
「いやっ、やめて、見せないで……っ!」
「ひどいなあ、ぼくとセックスしてるのに、写真やビデオの方が心配かい?」
芳樹は唯を仰向けする。バックもいいが、唯の顔を撮るにはこっちの方がいい。
「ほら、オッパイも見せてよ、唯ちゃん。ぼくは撮影するのと、腰を動かすので精一杯なんだから」
「やだ……やだよ……芳樹くん、もう、やめて……」
泣き出す唯。ああもう、かわいいなあ。ますます怒張する芳樹。
「や……やだ……やぁ……ぁっ……ぁん」
芳樹の腰の動きにあわせて、声をはずませる唯。どうやら感じてきたらしい。
「ほらっ、オッパイだよ。制服をたくしげて」
「あっ……はっ……あん……こ、こう?」
あきらめたのか、それとも、芳樹に従うことで事態の好転を祈っているのか、唯は制服のベストとワイシャツのボタンを外していく。
ブラジャーがあらわになる。必死でシャッターを下ろす芳樹。ピントとか絞りとか、もう考えていられない。首から吊したスチルとビデオの両方を代わる代わる操作。
「ブラもっ! 早くしろっ!」
芳樹はピストン運動で命令する。
「あひっ! ひぅっ! 芳樹くん……つよすぎ……ううう」
腰をヒクヒクさせる唯。結合部からあふれ出しているのは間違いなく唯自身も感じてしまっているというあかし。愛液がわき出している。
「そうか、唯ちゃんはオマンコを突かれると素直になるんだね。よぉし」
芳樹は唯の太股を抱えて、さらに奥を突く。まちがいなく子宮に届くまで。
「ぅっあ、あああああっ! あたってるっ! 芳樹くんのがあたってるよおおっ!」
唯の指が動きフロントホックを弾けさせる。こぼれ出る唯の84センチのバスト。数値は芳樹の目測だが、99パーセント間違いない。
おわん型の真っ白なふくらみ。乳首は薄いピンク。先端は小粒。もちろん、唯の乳首がドドメ色のわけがない。
「唯ちゃんのオッパイ! 激写っ!」
芳樹はスチルとビデオで唯の乳房を接写しまくる。
「よ、芳樹くん……やめ……て……とらな……いで……」
泣き声の唯だが、芳樹に奥を突かれるとおとなしくなってしまう。
「ほっ、ほらっ、唯ちゃん、自分でオッパイもんで、乳首をいじって!」
「そんな……で、できない……」
つづく
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