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超世紀莫迦 WEBLOG

□ 苺ましまろ □

苺ましまろエロパロ対策会議(2)

美羽「さて、会議も佳境に入ったわけだが」
千佳「まだ始めてさえいないでしょ」
茉莉「いったい、どういうふうに話し合えばいいのかなぁ……」
伸恵「んー、とりあえず、自分でやりたいことを挙げていったら?」
美羽「はい! はい! 伸恵おねえちゃんが王子様になって、あたしのことを迎えにくる!」
伸恵「却下。――アナちゃーん、どんなデートしてみたい?」
アナ「デート、ですか? そうですわね……フルシアンテのお散歩をしながら、公園を一緒に歩くなんてどうでしょう」
伸恵「おお、いいねえー」
美羽「そんなー、いきなり獣姦なんて、マニアックだよ」
アナ「はあ!?」
千佳「みっちゃん、あんた黙ってなさい」
伸恵「獣姦……フルシアンテとアナちゃんが……うあ」
千佳「おねえちゃんも怪しい妄想しない!」
伸恵「――たしかにマニアックすぎるな。もうちょっと、おとなしいのでいいんじゃないか? コスプレとか」
千佳「おねえちゃん!」
美羽「まあ、まあ、今はそういうことを話し合う場だし。アナちゃん、前みたいに看護婦さんのカッコしてみ?」
アナ「い、今ですの?」
美羽「ITビジネスをなめるなぁ! 即断即決が成功の秘訣なんだぞ!」
アナ「はあ、よくわかりませんが、わかりましたわ。ちょっと待っててくださいな……着替えましたわ」
美羽「早いな!」
茉莉「アナちゃん、すごーい」
アナ「展開の都合というやつですわ」
千佳「で? これからどうすんの?」
美羽「みんなでよってたかってアナちゃんを犯す!」
アナ「えっ!? えぇっ!」
千佳「ちょっと、みっちゃん!」
美羽「冗談だが」
アナ「はあ……びっくりしましたわ」
千佳「なんでおねえちゃんだけ前かがみなの? いまにもダッシュしそうな勢いで」
伸恵「……う? ああ、な、なんでかな? ははは……」(汗)
茉莉「それにしても、アナちゃん、似合うね。本物の看護婦さんみたい」
アナ「そ……そうでしょうか?」
美羽「そだね。でも、薬の横文字ラベル読みちがえて医療事故起こしそうだけどね」
アナ「美羽さん、ちょっと失礼じゃありません?――あれ、どうしてみなさん、うなずいていらっしゃるんですか?」
千佳「ま、まあ、それはともかく……アナちゃんの趣向はコスプレってことでいいのかな?」
伸恵「だったら、もっといろいろ着てみないと――ほら、これとか」
アナ「はあ……」
美羽「テニスルック」
伸恵「ううん、かわいいねえ……じゃ、次これ」
アナ「え……あの……はい」
千佳「体操服にブルマ……アナちゃんも律義に着替えなくていいのに」
伸恵「それもかわいいなー、じゃ、こんどはコッチで」
美羽「とどめはスク水か……まさにおやじチョイス」
千佳「ほんっとオヤジだよねえ」
アナ「あの……ここで水着に着替えるのは、ちょっと……」
伸恵「大丈夫、あたしが隠してあげるから」
千佳「ツッコミ無視かよ」
美羽「とにかく、アナちゃんは、看護婦コスプレで、医療事故を起こして、変態医者に脅されて、前後ろ調教された挙げ句、妊娠出産ってことで決定ね」
アナ「なっ、なんでそうなるんですの!?」
伸恵「しょうがない……甘んじて医者役をお受けしよう」
千佳「コラコラ」
アナ「おねえさままで、ひどいですわ……」
美羽「ところで、さっきから一人だけ会話に参加していない者がいるのだが」
茉莉「はえ?」
千佳「なに? 考えごとしてたの、茉莉ちゃん?」
茉莉「うん……そろそろクリスマスだから、サンタさんにどんなお願いしようかな……って」
美羽「なるほど。んじゃ、次は茉莉ちゃんの番ね」
アナ「えっ? わたしはこれでおしまいですの?」

                 (つづく)

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Date:2005/11/15
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