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超世紀莫迦 WEBLOG

□ 苺ましまろ □

苺ましまろエロパロ対策会議(6)

美羽「ったく、なんだってんだよ、んとにさー」
美羽「まーこんなこともあろうかと手は打っておいたけどね」

千佳「さあ、めしあがれ」
伸恵「おお、今日はチョコケーキか」
茉莉「いいにおーい」
アナ「おいしそうですわ」
千佳「いま紅茶いれるね、もう食べてていいから」
伸恵「あたしはコーヒー、ちょい濃いめのブラックで」
千佳「んもお、だったら自分でいれたら」
アナ「手伝いますわ」
茉莉「あ、あたしも」
千佳「ありがと、アナちゃん、茉莉ちゃん」
伸恵「うーん、いいねえ、すごくかわいい子二人と、さりとて特徴のない子が仲良く立ち働くさまは」
千佳「特徴ないってゆーな――アナちゃんも茉莉ちゃんも座って食べてて」
アナ「わかりましたわ……わあ、おいしいですわー」
茉莉「ほんとだね、不思議な香り……ふわふわするよ」
伸恵「確かに、チョコの味だけじゃないな。ちぃ、これ、なに?」
千佳「えー、ふつうのチョコだけど?」
伸恵「ま、うまいから、いっか――にしても、こないな……」
アナ「どうなさいましたの?」
伸恵「うん、美羽のやつ、すぐに追っかけてくると思ったんだが」
茉莉「怒って帰っちゃったのかな?」
伸恵「それはない」
千佳「心配しなくていいよ、みっちゃんのことだから、また変な格好して飛び込んでくるよ」
アナ「そういえば、忍者装束でいらっしゃったときもありましたわね」
伸恵「あいつ、わけのわからん衣装持ってるからな……」
茉莉「あたし、ネコミミ帽子もらったことある」(注 原作です)
千佳「あ、あれかわいかったよねー」
アナ「わたしもウサミミ帽子をいただきましたわ……」
伸恵「服にこだわるわりに、気前よかったりするよな」
千佳「自分のものと人のものの区別ができないだけだよ。あたしの笛、勝手に使ったりするしさ」
アナ「わたしも服を持ち出されたような……原作のほうで」
千佳「あたしのプリンも食べちゃうんだよ!」
伸恵「おお、こわ。そういや、ちっちゃいころ、よくおもちゃ取りあってケンカしてたよな」
アナ「千佳さんと美羽さん、幼なじみですもんね……茉莉ちゃんもですの?」
茉莉「あたしは、小学校に入ってから……通学路が一緒だったから」
千佳「みっちゃんがちょっかい出したんだよね、いろいろ」
茉莉「でも、千佳ちゃんが助けてくれたから……」
アナ「ある意味……わたしも同じパターンですわ」
伸恵「まあ、あたしも、美羽のやつがまとわりついてきたせいで属性に目覚めたわけだし」
千佳「はあ? 属性ってなに?」
伸恵「う……もぐもぐもぐ。あー、ちぃのお菓子はうまいなあ」
アナ「……なんだかんだいって、美羽さんの影響をうけて、ここにいるんですのね、わたしたち」
千佳「迷惑、ともいうけどね――はい、紅茶はいったよ。おねえちゃんはコーヒーね」
茉莉「カップがいつつ……」
アナ「ひとつ、多いですわね」
千佳「あ、しまった。しゃべりながらだったから、つい」
伸恵「いや、ぴったりだ――ちぃ、呼んできてやりな」
千佳「……しょうがないなあ……いってやるか」
アナ「美しくまとまりましたわ」
茉莉「よかったね」
??「ふっふっふっ……」
伸恵「!? 誰だ!?」
??「名乗る名はない! 人呼んで美少女マスク!」
千佳「名前あるじゃん」
伸恵「また、パンツかぶって、しかも裸か?」
美羽「エロパロだからね」
千佳「銭湯いったとき、やったじゃん――原作のほうだけど」
美羽「つーかさ、アニメ版で湯につかってるときにもバスタオル巻いてるっての……ありゃいかんだろ」
アナ「浴槽にまでタオルを巻いて入るのはマナー違反ですわ」
茉莉「アナちゃんまで……」
伸恵「そうそう。そこはすっごい賛成。DVDで修正されることを期待しよう」
千佳「むりでしょ、それは……」
美羽「だから、エロパロで補完するのだー!」
茉莉「み、みうちゃんがへんなひとに……」
アナ「最初からですわ、茉莉ちゃん」
千佳「みっちゃん、あんたさー、恥ずかしくないの?」
美羽「実は、めっちゃ恥ずい」
一同「……」
美羽「でもさでもさ、これからちぃちゃんたちもするんだよ」
千佳「はあ? するわきゃないじゃん、そんなの」
アナ「ぜったい、しませんわ」
茉莉「はう~あつい~」
伸恵「ま、茉莉ちゃん、どうした? 顔が真っ赤だぞ」
茉莉「伸恵おねえちゃん……身体が熱いよう」
伸恵「うるんだ目、汗ばんだ肌――ごくっ――あ、いやいや、これはいったい……?」
美羽「ふっふっふっ……エロパロの定番といえば媚薬! 媚薬といえばガラナ! ガラナといえばガラナチョコ!」
伸恵「なにぃ!? 一服盛りやがったな!?」
千佳「え……じゃあ、あたしのチョコケーキに?」
アナ「そ、そういえば、なんだか、ドキドキしてきたような」
美羽「即効性があるらしいから、それ。じゃ、後は頼んだ」
千佳「ちょ、ちょっとみっちゃん! ――ひくっ」
茉莉「あつい~ぬぐ~」
伸恵「そ、そりゃあ、しょうがないな~。ぬぎぬぎしようか、茉莉ちゃん」
アナ「お、おねえさまが野獣モードに?」
千佳「ア~ナちゃん」
アナ「ち、千佳さん!? ケーキはお食べになってないはずなのに」
美羽「あ、ちぃちゃんは味見で大量に食べてるから。酔うとキス魔だし」
千佳「アナちゃん、かわい~」
アナ「ひゃあっ、そんなとこ、だめですわ~」
伸恵「ちぃ、あとで交替な? あたしは、いまは茉莉ちゃんを……」
茉莉「はう~、おねえちゃん、くるしいよぉ……」
美羽「かくして、二人の少女は伊藤姉妹の毒牙にかかるのであった……本編につづく」

千佳「いや、続かないから」
伸恵「考えてみりゃ、ガラナチョコだけで、そんな乱れるわけないしな」
美羽「もう醒めたか――あなどれん、伊藤姉妹」
アナ「び……びっくりしましたわ」
茉莉「まだちょっと熱いけど……へいき」
美羽「まあ、こんな感じで、本編ではぐちょぐちょにエロパロをっ!」
伸恵「しねえっつてんだろ」
千佳「まあ、いちおう多数決で決めようよ、会議なんだし。結果はみえてるけど」
美羽「か、数の暴力だあ! 横暴だあ! 圧政だぁ! 萌え殺し!」
千佳「えー、じゃ、まず、エロパロ賛成のひと~」
アナ「……」
茉莉「……」
美羽「……」
伸恵「はい」
千佳「だから、なんで」

苺ましまろ エロパロ対策会議 おしまい

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Date:2005/11/27
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