8
(あのルイズが……あのルイズがぼくのチンポをしゃぶってる!)
頭がくらくらするマリコルヌだった。ダメ元で頼んだらあっさりとOKしてくれた。
桃色ブロンドの髪が揺れている。
たまに上目遣いにマリコルヌを見上げる。
(これでいいの?)
と尋ねるように。
たしかにルイズのフェラは不慣れでたどたどしかった。
それでも、目元をうるませたネコミミ美少女が顔を真っ赤にしながら自分のペニスをくわえているかと思うと――しかも、その懸命な舌づかいがペニスを通じて伝わってくると興奮しないではいられない。
小さなルイズの舌がちろちろと動いて、マリコルヌのペニスのカリ首を愛撫する。それだけで射精してしまいそうだ。
「いいぞ、ルイズ……もっと舌を動かすんだ」
「ほお?」
れろれろれろれろっ!
ルイズの舌がマリコルヌのペニスを包み込む。
その感触をもっと楽しみたい――そう思った矢先、絶頂がたちまち押し寄せてきた。
「あうっ! 出るっ!」
マリコルヌは早漏だった。
もっとも初めてのフェラ体験だから無理もないとも言える。
「出すよ、ルイズ、飲んで!」
「んむっ! くぷっ!」
ルイズの頭を掌ではさんで、ルイズの喉奥までペニスを突っ込んで、射精する。
「ぷふぁっ!」
たまらずルイズは口をひらく。口の中におさまりきらなかったマリコルヌの精液をはき出す。
さすがに初フェラでごっくんは難しい。
「にがい……サイトの……」
涙目でルイズは口元をぬぐう。
「だめじゃないか、ルイズ、飲んでってたのんだのに」
「そんな……こと……いったって……」
「罰として、ルイズにもっとエッチなことをするぞ!」
マリコルヌは宣言する。それがサイトに見えているルイズにとっては、そんな罰もまた嬉しいものだ。
「……はい……」
顔を赤らめてうなずく。
マリコルヌは、ルイズの乳房にイタズラを開始した。
「ルイズのオッパイ……これがオッパイか!」
つぶやきながらピンク色の乳首を指でクリクリと転がす。
「あッ! そこ……敏感だから」
「すげえ……すげえ」
乳首を指でつまみ、引っ張る。
「ひゃんっ」
乳首を責められてのけぞるルイズ。その部分を自分以外の指で刺激されるなんて……
マリコルヌは両手で、ちいさな膨らみをもみしだく。マリコルヌが握りしめる指の間から、柔肉がむにむにと形を変えながら出たり引っ込んだりする。
「大きくはないけど、やわらかくて、あったかくて、乳首が硬くなってて……最高だ!」
「んっ、サイトは……大きいほうが……いいの?」
「今まではそう思ってたけど、実際さわってみると、これはこれでいいな」
親友の彼女のオッパイだしな、とマリコルヌは思う。それにしても、いま、ぼくのことをサイトって呼ばなかったか……? もしかして、ぼくのことをサイトだと勘違いして……?
性感を高めるのは適度な背徳感だ。
もとよりマリコルヌにとってサイトは親友であり戦友だ。ルイズは同級生で、学園でもトップクラスの美少女だ。胸が小さく性格もツンケンしているからこれまでは射程外だったが、目の前に差し出されたオッパイを触らずにいられるほどマルコリヌは義理堅くない。それに酔ってるし。無礼講だ。
親友の彼女とエッチ――なんて興奮するシチュエーションであることか。
目の前のオッパイにむしゃぶりつく。
小粒の固い突起を吸い上げる。
あまい、少女の肌の匂い。わずかに汗の香りも混ざっている。でもいい匂いだ。
「あっ、あっ、そんな、強く……っ」
思わず声を上げるルイズ。マリコルヌの頭を抱え込むようにする。
(なんだよ、感じまくってるじゃん、ルイズのやつ)
ルイズの、薄い、でも男の子ではありえない柔らかな胸の感触を顔いっぱいで感じながらマルコリヌは思う。
(これならば、もっとしても大丈夫だよな?)
「なあ、おれたちにもオッパイ、さわらせてくれえ」
ほかの男子がせっついてくる。マリコルヌはその場所を譲ってやり、ルイズの股間に顔を近づける。
「あ、あん、オッパイ、そんな」
二人の男子に左右の胸を揉みしだかれ、あえぐルイズ。
そんなルイズの股間からは、興奮した少女の匂いが漏れ出している。
「ルイズのアソコ、こんなに濡れてる!」
そこはすでに愛液に濡れてヌルヌルしている。マリコルヌは、指で陰唇をつまんで、左右に――
「だめ、そんな……広げないで」
くぱぁ。 赤い肉の華がはぜたような部分までを晒されて、ルイズはのけぞった。
「ほら、こんなにトロトロになってるよ。指を入れちゃうぞ」
「だめ……っ、だめなの……そこは……」
くちゅぅ……
「おっ、指に吸い付く、きゅっと締まる。これが、オマンコかぁ……」
マリコルヌはルイズの性器を指でもてあそびながら感動に包まれていた。
指を締めつけてくるルイズの秘部。まだ陰毛もほとんど生えていない子供のようなオマンコだ。
でも、想像していたよりずっときれいで可愛い感じがする。真っ白で、肉がはぜたところはピンク色で――
ヌルヌルしてて、熱くて、うねるようにマルコリヌの指にまといつく。
「そんな……おく……まで……だ、めええ」
ルイズが泣きそうな声を出す。マルコリヌに膣奥までいじられて、感じているのだ。
無意識にだろうが、腰をくいくい動かしている。まるでマルコリヌの指をもっと奥まで求めるように。
「ここ、クリトリスだよな」
マルコリヌは、ルイズの股間の突起を物珍しそうに撫でる。
「ひゃひッ!」
最も敏感な部分に刺激をうけてルイズは愛らしく声をあげる。
「やっ……そこは……だめぇ」
「だめじゃないだろ? 触ってくださいだろ? だって、ピンク色のポッチがひくひくしてるじゃないか」
マリコルヌはルイズのクリトリスを包皮からつまみ出す。
「ひゃうううん、ンッ!」
身をよじる。逃げたそうにするルイズだが、左右からがっちりと男子たちに押さえられ、動けない。
その間も乳房を愛撫されている。乳首を同級生の男子達に吸われている。
そして、クリトリスを刺激されつつ、中を指でまさぐられている。
ルイズは快感の余り、甘い鼻声をもらした。
「あぅんんんん……んんーっ! そこ、らめぇ……らめなのぉ……」
そのあえぎの色っぽいこと。
まわりを取り囲んでいた男子たちが「くぎゅううううううう」と謎のうめき声をあげながら萌え死にするレベルだ。
「はあん、指がぁ! サイトの指が、気持ちいいのぉ!」
マリコルヌの指が中をこすりたてるたびに、ルイズは軽くイキかけているようだ。
「ルイズ、今度は舌で可愛がってやるからな」
マリコルヌは言いつつ、ルイズの股に顔を埋めた。
「ああ、やぁ、サイト、そんなとこ……きたないよぉ……」
声をあげるルイズ。だが、そんなこともあろうかと、泉で念入りに洗ってきたのだ。
(ああ、なめてる……私のアソコ……サイトがなめてる……ぅ)
実際はマリコルヌが舐めているのだが、ルイズは恥ずかしさと気持ちよさと幸福感に酔いしれた。
「すげえ、どんどん出てくる」
マリコルヌはルイズの膣口に唇をつけ、舌で中をなめ回す。ルイズのラブジュースを甘露のように味わった。
皮から顔を出したクリトリスにもキス。そうするとルイズが感じて身体に力をこめるのがおもしろい。
クリの根元を舌で刺激してやると、特に可愛い声で鳴く。また、中は入り口から少し入ったお腹側の壁が弱いようだ。そこを指でこすると脚をじたばたさせて暴れながら悦ぶ。
「ルイズがおれの思うがままだ……すげえ」
高貴な美少女の恥部をもてあそぶ快感に酔いしれる。
これでもか、と、ルイズの弱点を責め立てる。
「あーっ! だめぇぇ、サイト、そこっ、もうだめぇ! イッ、イッちゃう……っ!」
キューッとルイズの膣が締まる。中がひくついて指がの飲みこまれていく。
「ルイズ、イッちゃうのか? おれの指でイくんだな?」
マリコルヌはルイズのクリトリスをきゅっとつまんで、包皮ごしにこする。とどめの一撃だ。
ほかの男子もルイズの乳首を指でこね、舌で弾き、刺激を続けている。
ルイズは顔を真っ赤にして、眉をしかめ、唇をあける。さくらんぼのような唇。白い歯とピンクの舌がのぞき、声が漏れる。
「い、い、イッちゃう……! こんなの、初めて……サイトぉ……わたし、イッちゃうイっちゃ……イくぅうう!」
ルイズが絶叫する。マリコルヌの顔にルイズのラブジュースのシャワーが大量にしぶく。
「わっ! ルイズが潮吹きながらイッたぞ!?」
ルイズはくたっとなり、敷物の上に横たわった。
つづく
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