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超世紀莫迦 WEBLOG

□ ゼロの使い魔 □

ルイズのねこ耳にゃんにゃんNIGHT!(10)

      10

「なっ! なに勝手に、入れてるのよ!?」

 ルイズはパニック状態だ。どこに、なにが、どうして?

 逃げようにも、マリコルヌは重すぎる。

 魔法を使おうにも杖はない。

「ふうっ、こ、これが、女の子かあ……あったかくて、気持ちいいなあ」

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 マリコルヌの息が耳にあたる。

 抱きしめられている。抱きしめられながら、挿入された。

 サイトにこうされるのが夢だったのに。

「うそ……っ、やめ……やめっ! 抜きなさいっ! ぬいてえぇ!」

「ここまでして、もう遅いよ! 入るよ……入っていくよ……おおお、女の子ってすげえ!」

「ひいっ……入って……くるぅ」

 マリコルヌのペニスがルイズの処女膜を引き裂いていく。まだ少し酔いが残っているせいか、痛みはそれほどでもない。

 それでも、奪われた、という感覚が胸をえぐる。

「ヌルヌルだ、ルイズのおまんこ、ぼくのオチンチンを受け入れてくれたよ」

「ぬ、抜いて……抜きなさいよ……っ! ばかーっ」

 拳をかためて、マルコリヌの胸を叩く。だが、マリコルヌはびくともしない。

「だめだよ。せっかく入れたんだから、中でドピュッとしないとね」

 動き始める。

「あっ……あ……か……かきまぜないで……っ」

 自分の中でマルコリヌが暴れ始めたのを感じて、ルイズは声をあげてしまう。

「すげえ、ルイズのまんこ、マリコルヌのをがっちりくわえ込んでるぜ」

「あんだけいじくったんだ。処女まんこでもヌルヌルだとけっこう入るんだな」

 マリコルヌとルイズの結合部分をほかの男子がのぞき込んでいる。マリコルヌも、そこが見やすいように、ルイズの腿をつかんで大きく広げている。

「いやっ! そんなとこ、みないで! やだあああ!」

 記念すべき初体験が、こんな形でさらされるなんて。

「お、おい、映像結晶化の魔法、おまえ、使えたよな?」

「ああ、さっきからちゃんと記録してるぜ」

 杖を持った(フルチンの)少年が空中に水晶玉を浮遊させている。かれの得意魔法は空気中に出現させた水晶玉に、その場の情景を封じ込める「映像結晶化術」だ。サイトがここにいたら、「ビデオカメラみたいなものか」と言うかもしれない――いや、そんなのんびりとした状態ではないだろうが。

「おお、後で複製させてくれよな」「おれも」「おれも」

「そんなの、記録するな、ばかぁ!」

 ルイズの抗議もむなしく、むしろ水晶玉が増え――術が使えるのは一人ではなかったらしい――いろんなアングルから記録されることになってしまった。

「いいじゃん、ルイズも、記念に複製してもらったら」

 言いつつマリコルヌが奥の奥まで突っ込んでくる。

「あくっ……かは……っ」

 まだ異物の侵入を許していなかった聖域にまで、それは達していた。子宮の入口だ。指では届かない――

「うひょぉ……! ここ、こすりつけると気持ちいい! ルイズのまんこがチューチュー吸い付いてくる!」

 マリコルヌの声が裏返る。

「やぁ、いや……やめてぇ……そこはぁ……ん!」

 ルイズの声も切迫する。

(感じたくないのに、いやなのに、そこをコシコシされたら、すごく、なんかすごく……っ!)

「ルイズ!」

 マリコルヌがキスを求めてくる。そんな、ありえない。サイトのための唇だ。使い魔としての契約をした、大切なキス――そのための場所。でも、もうとっくにその唇で、マリコルヌやほかの男子達のペニスにキスしてしまっている。もう今更――

「はむぅ……ん」

 キスしていた。マリコルヌと。最後はたぶん自分から迎え入れていた。

 舌が入ってくる。からんでくる。へんな味。マリコルヌの唾液と、たぶんほかの男子の精液とか、いろいろ混ざっている。だから、こそ。

 すごいエッチな味がする。

 舌をからめながら、奥を突かれる。

 こういうことをサイトとしたかったのに。今日、できると思ったのに――

 想像していたよりずっとずっと、気持ちいい!

「おっふぅ、さらに締め付けが……! ちんぽがトロける! すげえ!」

 マリコルヌが快感のあまり声をあげる。尻を激しく上下させ、ルイズの膣壁を味わう。白い尻肉がたぷんたぷん動き、陰嚢もゆれまくりだ。

「ルイズのまんこ、すげー気持ちいい! 最高だぁ!」

「は、恥ずかしいこと……言わないで、ばかぁ!」

 だが、すこし嬉しい気もしてしまうのはなぜだろう。好きでもない相手に、大事なヴァージンを奪われたのに。サイトを裏切ってしまったのに――

 たぶん、サイト以外の男の子とセックスしても、それはとても気持ちいい、ということを、ルイズの身体が認めてしまったからだ。

「あー、出そう! 出るっ! 出る! ビュッと出るっ!」

 切迫したマリコルヌの動き。ストロークが浅く、速くなる。

「だめっ! 中はだめっ! あ、あかちゃん、できちゃう……!」

 この世界に確実な避妊具はない。むろん、マリコルヌのペニスも生のままで、ルイズの膣内に埋まっている。妊娠の確率を低くするには外に出すようにするしかない。

 だが、そんな加減がマリコルヌにできるはずもなく、本能のままに振る舞った。

「ルイズ! ルイズ! ルイズぅ!」

 名前を呼びながら奥にペニスを押し込んでくる。そして一番奥の行き止まりのところで、コツコツコツコツとピストン運動。まるで子宮をこじ開けようとするかのように。

 ルイズの身体もそれに応え――

「あっ! ああっ! それっ、ヘンになるっ! ヘンになっちゃううよおぉ!?」

 絶頂に迫る。お腹があつくて、震えて、もだえる。

 自分の胎内に侵入しようとする異物が愛しくて、離したくなくて。

 脚をマリコルヌの腰に回してつなぎとめる。無意識の動きだ。

「出る! ルイズのまんこの中で――うわぁああ!」

 何度も激しく腰を突き入れる。半ばまで引き抜いては、勢いをつけてさらに奥へと。

 子宮の中に亀頭を潜り込ませ――

 命の種を注ぎ込む。

「あああああっ! あついのがぁああ!? やあああああああああ!」

 初めての性交で、初めての膣内射精を、子宮壁にいきなり直がけされて、ルイズは絶叫とともにアクメに達した。

 おそろしいほどの達成感と被征服感だ。

 これまでの人生観を完全に破壊された。

 ルイズは荒い息のまま、虚空をみた。サイトの面影を念じた。だが、その顔はぼんやりしたまま、よく見えなかった。

       つづく

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Date:2011/01/17
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