続続・けいおん妄想
「じゃあ、私やる!」と手をあげたのは唯。
律 「おっ、意外に唯、経験者とか!?」
唯 「経験って?」
和 「男性経験のこと? 唯にそんなのあるはずないわ」
澪 「ど、どうしてそんなこと言い切れるんだ?」
和 「私が許さないもの」
紬 「和ちゃん、大胆……はぁはぁ」
和 「そういうのではないのよ。唯がちゃんとした大人になれるように見守るのが私の役割だから」
和 「唯のことだから、男の子とつきあったら、求められるまますぐに全部許してしまいかねないわ」
和 「そういうことは許せないの。だから、唯に言い寄る男子はすべて抹殺してきたわ」
律 「しれっと恐ろしいことゆうてはるぅ……んやで!」
澪 「和のキャラが崩壊している気がするんだけど」
紬 「だから、女子校の桜ヶ丘に、唯ちゃんを連れてきたのね」
和 「ええ。私が桜ヶ丘を受けるって言ったらホイホイついてきたわ。わざわざ猛勉強までして」
唯 「いやあ、照れますなあ」
澪 「照れなくていい!」
律 「で、唯のエロ体験ってなんだ?」
唯 「憂とさわりっこしてること!」
紬 「憂ちゃんと!? まあ……」
澪 「姉妹で!?」
唯 「お風呂もいっしょだよー。憂のおっぱいって、大きくて柔らかいんだ。いつも揉ませてもらうの」
律 「姉のプライドはないのか?」
唯 「憂も揉んでくるよ? おねえちゃんのちっぱい、おねえちゃんのちっぱい、って言いながら」
和 「憂、変わってないわね」
紬 「昔からなの?」
和 「そうよ。昔は三人でよくお風呂に入ってたから。憂って、唯に抱きついて離れなかったわ。湯船でも、洗い場でも」
律 「(ポツリ)唯んちもか……」
紬 「りっちゃん、いまなんて?」
律 「えっ!? なにもいってないぞ!」
澪 「唯の話だけど……姉妹のスキンシップであって、いやらしい話ってわけじゃないだろ?」
和 「憂の方はまちがいなくよこしまな想いを抱いてるけどね」
律 「で、判定は?」
和 「唯の方に邪念がないからせいぜい30点ね。憂視点だったら、もっと淫靡になってたと思うわ」
律 「ほーい! 唯も罰ゲームけってーい!」
唯 「ええー!? ちゃんとエッチだと思うけどなあ……」
そして次なるチャレンジャーが現れる。
紬 「それでは……次は私が!」
静かに張り切るムギちゃんであった。
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