今更なんですが
ネットで話題になっていたので、興味はんぶん買ってみたんですが、序盤・中盤は、アクロバティックなエロロリマンガで、絵柄は好みじゃないし、「どうしよう」と思ったんですが……
終盤のアツさは半端ないですね。不覚にも落涙しました。
性的なマイノリティはつらいんですよね。同級生からの迫害が怖くて、興味もないアイドルやタレントの話につきあったりとか、そういうのは覚えがあるなあ。
2次元ネタで普通に語り合える友達ができたときは、とても救われたものです。そういえば「げんしけん」っていう作品もありましたね。
オタク文化だとかアキバ系だとか言われても、結局、ノーマルな人たちからすれば冷笑の対象であることには違いがありませんし、ましてやロリ系なんて、国ぐるみ、世界全体で犯罪者認定しているわけです。誰に迷惑をかけなくても、ね。
そういう視点でいえば、この作品の主人公とヒロインのそれぞれの熱い叫びは、人間の本質をとらえているですよ。芥川賞とったなんとかかんとかよりも、こっちの方がずっとね、心に刺さる。
* 「日記」目次へ戻る
Information
Trackback:0
Comment:1