「へえ? 生理? 見たい! ていうか、生理まんこにチンポ入れてみたい!」
変態丸出しでマリコルヌが瞳を輝かせる。
ルイズはぞっとする。
「いやよ! 絶対! そんなことされるくらいなら、わたし、舌噛んで死んでやる!」
ルイズの剣幕に本気を感じ取ったのか、マリコルヌもそれ以上は求めなかった。だが――
「しかたないな――じゃあ、口でやってよ」
「ええ!? わかってくれたんじゃないの!?」
「ココを何とかしてくれないと、結局、生理まんこに入れるしかなくなるけど?」
マリコルヌは股間をあらわにしていた。
白昼、屋外、中庭のベンチである。ふだんなら学園の生徒がランチを取ったり、おしゃべりしたり、するところである。周囲の建物から距離があり、適度に植え込みがあるとはいえ――
「早くしてくれないと、気が変わっちゃうかもなあ……」
股間をブラブラさせながら言う。
「く……っ」
ルイズは観念して、マリコルヌの匂いの元に顔を近づける。十代の少年の青臭い性臭が、汗や尿の匂いとまざって、えずきそうな「こゆさ」だ。
舌を伸ばし、亀頭を覆う包皮から舐め上げていく。亀頭全体を口の中におさめ、舌を包皮の中にさしこむ。
「あっ……それ、いいよ、ルイズ」
恥垢のえぐ味が口の中に広がり、嘔吐感が突き上げそうになるが、この味も初めてではない。耐えられなくはない。
包皮を舌と唇をつかって剥いてやる。露出した紫色の亀頭をしゃぶりたてる。特にカリのあたりを丹念に。
「う、うまくなってくね、ルイズ……おおっ」
もともとはサイトのために研究したのだが――今では、騎士隊の少年たちを手早く満足させるために技を磨いている。
唾液をたっぷり含ませた口中に竿を吸い込み、上下に顔を振る。
「す……すご……っ! おおおおっ!」
ルイズはマリコルヌの大ぶりな睾丸を掌と指で転がす。
いっそこれを握りつぶしてしまったら――と思わなくもないが、さすがにそこまではできない――それにここで造られている白いネバネバは大切なものなのだ――
(う……やだ……濡れて……)
経血とは異なる股間のぬるみを感じてルイズは戸惑う。
(こんなことさせられてイヤなのに――どうして濡れちゃうの?)
「ああ、ルイズ、ルイズ、いくよ! 飲んで! 全部飲んで!」
回数はともかく持続力はからっきしなマリコルヌが大きくあえぐ。
ルイズの桃髪をつかんで、強引に腰を振る。
ペニスがルイズの喉をふさぐ。
(や……やああっ! おくち、犯されて……っ!)
「出るっ!」
マリコルヌがうめき、大量の精液を発射する。
どぴゅっ! どくどくどくっ!
ルイズの口の中がまんたんになる。半分飲みこみ、あとは吐き出してしまう。
どろどろの精液。濃くて苦くてたまらなく臭い――
「はあ……よかったよ、ルイズ」
一瞬の賢者タイムに入るマリコルヌは優しい表情を浮かべる。
ルイズは地面に吐き出したものに、靴で砂をかけて隠す。周囲に目をやるが、周囲に人気はないままで、少しホッとする。はやくうがいしたい――この味、匂い――もうイヤ……おかしくなりそう。
「じゃあ、つぎはおしり出して」
「え?」
顔面蒼白になるルイズ。
つづく
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