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超世紀莫迦 WEBLOG

□ 美耶子のソープ嬢た・い・け・ん! □

美耶子のソープ嬢た・い・け・ん! PART-4(最終回)


最終日

「いよいよ最終日ねえ」
 桃山園が控え室でしみじみと言った。
「撮れ高すごいから、編集たいへんよねえ」
 まあ、そうだろうな。番組的には美耶子の研修シーンもあるし、お客さんのインタビュー映像も別撮りで撮ってある。莫大な量だ。
 なお、客たちには番組の趣旨を伝えて、口止めもしてある。自分たちの痴態も映っているわけだから、守秘契約を結ぶことは容易だった。
 あのフリー芸能レポーターには当面、美耶子の周辺が波立たないように、フェイクニュースを流してもらうことになっている。意外に使える駒が手に入った、というわけだ。


 美耶子は最終日も特段変わることはなかった。仲よくなった常連客や、同僚の嬢のおねーさんたちと別れを惜しむ様子は見られたが、最後までプロとして全うしよう、という姿勢を貫いていた。
 お客さんを幸せにすること、そして、自分も幸せになること――を、60分、90分、120分といった時間区分の中で実現しようというのだからたいしたものだ。ある意味、それぞれがドラマのストーリーのようなものだ。それも、客と自分の二人きり、密室の中で生まれ、そして結実する恋の物語だといっていいだろう。
 考えてみれば、美耶子をソープ嬢にする、という無茶ぶりは、実は女優・宇多方美耶子を育てる絶好の試練だったのかもしれない。桃山園がそこまで考えている、とはどうしても認めたくはないのだが……


 最後のお客さんは、黒塗りの高級車で店の裏口に乗りつけ、業務用エレベーターでこっそりと上がってきた。
 人目を避けるため、他の客とは違う控室に迎え入れられ、従業員向け通路を通って美耶子の個室までやってきた。
 その人物は、超売れっ子俳優、福嗣左右汰だ。
「はれれ、福嗣くん?」
 聞かされていなかった美耶子は混乱している。
「今日はここでリハをやるって聞いてきたんだけどな。宇多方さんもそうなんでしょ?」
 不機嫌そうに福嗣は言う。前回の撮影で、美耶子とうまくいかなかったことから、かなりよそよそしい態度だ。
「窪塚さんの肝いりだから受けた仕事だけど、こんな場所に来てることがマスコミにバレたらイメージダウンじゃ済まないよ……」
 ため息ばかりだ。
「えと、あの、福嗣くん。時間どのくらいあります?」
「は? 時間? 次の仕事なら二時間後かな。都内だから三十分あれば行けるけど」
「じゃあ、90分コースですね」
 にっこり微笑む美耶子。仕事モードだ。
「ちょ? 宇多方さん? これ何のジョーク?」
「ここはソープランドで、美耶子はここで働いてるの。ようこそいらっしゃいました、福嗣左右汰さま。ご指名ありがとうございます」
 三つ指をつく美耶子。福嗣は戸惑うばかりだ。
「お召し物を」
 福嗣のジャケットから脱がそうとする美耶子。
「ちょ、ちょ、宇多方さん、それマジ? マジでソープ嬢やってんの?」
「マジでやってます。まあ、今日まで、ですけど」
「今時の子役って……そういう感じなの……って、いやいやいや!」
 福嗣の混乱っぷりが止まらない。まあ、驚くよね。
「これ犯罪でしょ? だよね? いや、撮影だったらアリだから……って、もうわかんね!」
 まあ、普通なら犯罪だけど、隠しカメラで撮影しているから合法になるのだ。この世界線でしか通用しない理屈だが。
 昔の人は言いました。へ理屈だって理屈のうちだと。
「落ち着こう、宇多方さん、てゆうかおれか、落ち着かなきゃなのは」
 ここまでアワアワするのは福嗣左右汰の人柄なのだろう。さすが好感度ナンバーワンだけのことはある。
 とりあえず、ソファに腰掛ける。
「宇多方さんも座ったら」
 しかし美耶子は無言で服を脱ぎ始める。
「わわ、ど、どうしたの、宇多方さん!? 服着て! 服!」
 しかし美耶子は下着まですべて脱ぎ去ってしまった。生まれたままの姿だ。
「ああ、いったいこれってどういうこと?」
「福嗣くん、先日は大変な失礼を」
 美耶子が全裸土下座をする。
「失礼って何が?……てゆうか、そんなかっこうしないでよ」
 美耶子は顔を上げない。額を床につけたまま言葉を続ける。
「大切な濡れ場の撮影で、わがままを言ってすみませんでした……」
「ああ……あれ」
 福嗣が遠い目をする。
「仕方ないよ。おれのは、ヘンな形で、妙にデカいし、それに……自分ではわかんないけど、クサいんだろ?」
 肩をすくめる。
「顔は整形できるけどさ、アソコはどうしようもないしさ。匂いは体質だし」
 アソコも整形できるけど、だからといってペニスにメスを入れる判断は普通はしないだろう。ペニスは雌に入れるもんだしな。なんちゃって。
「福嗣くんのオチンポさまにもどうか謝罪させてください」
 美耶子は土下座姿勢を崩さず言いつのる。
「お願いです……」
「そこまで言うのなら……明日には撮り直しするんだしリハだと思えばいいか」
 福嗣も濡れ場を演じる男優だ。共演者にチンポを見せるくらい、ちょっとした気の持ちようで是とできるのだろう。
 福嗣は自分でズボンを脱ぎ、ブリーフを取り去る。
 ぼろん、とペニスがこぼれ出る、と同時に周囲に生臭い匂いが漂う。
 ひどい悪臭というほどではないが、人によっては気になるかもしれない。そして美耶子は嗅覚が人一倍鋭敏なのだ。
 また、サイズもかなり大きく、亀頭の形がやや四角張っている。色も赤紫だ。
 まあ、ペニスの形がキモいのは桃山園も同じだから、ここは慣れだろうが……
「ああ! 福嗣くんのオチンポさま! 先だってはたいへんご無礼を」
 美耶子が福嗣の足下にとりすがり、くんくんしながら、チンポに顔を近づける。
 前回はこういうシーンで美耶子はえずいてしまったのだ。そりゃあ福嗣も傷ついただろう。
「ああ……ステキな匂い」
 美耶子は特に匂いがキツい陰嚢の付け根に迷いなく舌を這わせる。
「ちょ、宇多方さん!? いきなり!?」
 ぺろぺろぺろ……はむはむはむ……
 濃い匂いと味を愛おしむように、美耶子は舌を這わせていく。
 この一週間、さまざまな客のペニスを体験した美耶子にしてみれば、福嗣のペニスの異形や異臭などものの数ではなかった。むしろ愛らしいくらいだ。
 勃起した竿にも舌を這わせ、亀頭のくびれを舐めしゃぶる。
「すごい……宇多方さん、フェラ上手すぎ……」
「はひはほふ……ございます」
 美耶子はペニスから口を外し、お礼を言う。
「お客さま……福嗣くん、マットにいきましょう」
 

 美耶子の一週間のソープ修行の集大成のマットプレイだった。
 素股洗いに全身リップ、そして必殺の壺洗い。
 最初は遠慮がちだった福嗣も、途中からは楽しみ始めたようだ。
「すごいね、宇多方さんのオマンコ、指を締めつけてくるし。こんな技があったなんて」
 微妙だったマット洗いも、客の股間にぷにぷにのほっぺを擦りつける「フェイスウオッシュ」で改善していた。このフェイスウォッシュからのディープスロートはかなりの破壊力だった。プロレス技みたいだけど。
 そのほか、おしりの谷間にペニスをはさみ、泡立ててこすりたてる「ヒップゴシゴシ」なども好評だった。ちょっと間違えるとアナルに入ってしまいそうになるのだが。
「ああ、宇多方さんがこんなテクニシャンだったなんて知らなかったよ。これなら、明日の撮影は大丈夫そうだね」
 マットの上で満足そうに福嗣左右汰は言ったが、美耶子は首を横に振った。 
「まだ、だめです」
「え? いったいなにが?」
「福嗣くんのオチンポさまが、ちゃんと美耶子のオマンコに入るか、確かめないと」
「ええ、でも、だって、濡れ場は疑似でいくってことになったんでしょ?」
 確かにそう決まったが――
「疑似だったら、視聴者に、わたしたち演者の想いが十分つたわらないと思う」
 美耶子がぽつりと言う。
「このドラマでは、わたし、美耶子は福嗣くんを誘惑して関係を結ぶ――本当にしないと、本物にならない――だから福嗣くん」
 美耶子とセックスしよ。
 そうささやく。誘惑する。
「いや、でも、宇多方さん小学生だし、てゆか、もういろいろアウトっぽいことしたけど、最後まで、なんて」
 戸惑う福嗣。だが、股間は嘘をつかない。
 海綿体はビンビンで男根がそそり立っている。美耶子を先週ドン引かせた、金槌のように四角張った亀頭もエラ高く張り詰めている。
「最後まで、じゃないよ。福嗣くんとは、これが初まり、だから」
 マットの上に横たわる福嗣の股間の上で、美耶子がしゃがんでいく。
「ああ……宇多方さん……美耶子ちゃん」
 美耶子の性器が亀頭に触れる。
 大きな亀頭は美耶子の小さな膣には簡単には入らない。
「うっ……くぅ」
 痛みに耐えるかのような美耶子。
「やっぱり無理だって、美耶子ちゃんのオマンコには入らないって……僕のチンポがやっぱりダメなんだ」
 諦め声を出す福嗣。おそらくだが、イケメン俳優ともてはやされていても、セックスではいいパートナーに巡り会えていないのかもしれない。
「外人のセフレはいるから、そのへんは大丈夫だけど」
 クッ、やっぱイケメンはいいな。
「でも、美耶子、福嗣くんとちゃんとしたいんだもん。ちゃんとエッチして、演じきりたいの……!」
「美耶子ちゃん……」
 福嗣にも美耶子の想いは届いたようだ。
「わかったよ、そこまで言うなら、美耶子ちゃんをぼくの女に、セフレの一人にしてあげるよ」
 ちょっと微妙に解釈がずれているようだが――女の子の方から、エッチしたい、オマンコに入れて欲しいと誘ってきたら、そう思うよね。
 福嗣は起き直ると美耶子を四つん這いにさせた。けっこう積極的だな、福嗣左右汰。
「バックから思い切り突けば、だいたい大丈夫。小学生とヤルのは初めてだけど、美耶子ちゃんは処女じゃないだろうから、大丈夫じゃないかな」
 こいつ、JCあたりの処女はけっこう食ってそうだな……
 まあ、日本ではイケメン無罪だしな……しょうがない。
「うわ、やっぱりキツい……裂けたらゴメンね」
 言いつつ、福嗣がペニスを美耶子の膣に押し込んでいく。
「うっ……あ……ああああああ……! くひぃ!」
 美耶子がくぐもった声を上げる。
 あきらかにオーバーサイズで、ギッチギチだ。
「亀頭が……通ったよ……! どう、美耶子ちゃん、君がキモい、クサいってバカにしてた僕のチンポは」
 あ、なんか正体晒してきた、コイツ。
「けっこうムカついてたんだよね、でも自分から股開いてきたんだから、いいよね? このチンポでメチャクチャにしてあげるから……あれ、聞いてる?」
「うああ……すご……いよぉ……おっき……いっ」
 美耶子が瞳を潤ませながらうめく。福嗣の悪者セリフはあまり聞いてなかったみたいだ。
「あは、まだまだこれからだからね。奥までねじ込んであげる♪」
 ぎゅりぎゅりぎゅり……
 美耶子の粘膜を限界まで引っ張りながら巨根が埋まっていく。
「ようやく半分だよ……でももう天井だね。やっぱり子供マンコは浅いなあ。まあ締め付けは最高だけど!」
 福嗣は腰を乱暴に動かす。体重の軽い美耶子が一瞬マットから浮き上がるくらいに。
「あはは! 美耶子ちゃん、オナホみたいだね。ソープ嬢からオナホって、格下げなのかな? それとも格上げ? まあ、どっちにしろ似たようなもんだけど!」
 徐々に美耶子の膣が馴染んできたのか、福嗣の腰のグラインドがなめらかになっていく。
「あっ! あ! ひあ! おっき……奥まで……んひっ!」
「あれあれ、美耶子ちゃん、気持ちよくなってきちゃった? ヌルヌルなんだけど……女の子って悲しいねえ。おしりの穴をこんなふうにぱくぱくされても、オマンコを突かれたら感じちゃうんだ」
 福嗣は美耶子の肛門を広げて遊びながら、腰を前後に動かす。
 音が変わっていく。
 ぎゅっ、ぎゅっといったこすれる音から、ぱちゅん、ぱちゅんという湿った音に、
 と同時に、美耶子の喘ぎ声が甘くなっていく。
「あんっ、はあんっ! いひっ! おくっ! いひいっ!」
「こんなあっさり感じちゃうとか意外だったけど。イカせたら、僕のチンポの完全勝利だよね。最年少セフレも手に入ることだし、どう使ってあげようかな? まずは、僕のチンポの形になるまでハメまくっちゃうかな」
 腰を振る速度を高めていく。
「やあっ! はあんっ! やん、やんやん、やん……やああっ!」
 美耶子が高まっていく。
 それにあわせて福嗣もピストン運動を速めていく。
「はっ! はっ! イッちゃえ! イッちゃえ! あああ、くそ、なんだこのガキマンコ、メチャクチャ気持ちいい……!」
 福嗣の声が裏返る。
「あー、だめだ、あー、出る! 出る! 出るぅ!」
 ビュッビュビュビュッ!
 美耶子の膣奥で、福嗣のペニスが暴発する。イケメンの遺伝物質が十歳の少女の膣を満たした。
「ああ、くそ、出ちまった……超気持ちいい……大当たりじゃん、このガキマンコ」
 美耶子が背中をくねらせて福嗣を振り返る。その背骨のラインの美しさがなぜだか福嗣を魅了する。
 美耶子が言う。頬を上気させ、瞳をうるませて、愛らしく、辛辣に。
「福嗣くぅん、美耶子まだイッてないよ?」
 ――これで終わりじゃないよね?
「あ、当たり前だろ! でも、出したばっかで、ちょっと休憩しないと……」
「だいじょぶ、美耶子が元気にしてあげる」
 しなびたペニスが膣から抜けると、中出し精液がこぼれ落ちる、
 ペニスにも精液が残っている。美耶子は亀頭を口に含むと、れろれろれろと舌を動かし、清めていく。尿道に残った精液まで吸い込み、飲み干す。
「福嗣くんのザーメン、おいしい……ふふ」
 福嗣はその美耶子の笑顔に慄然としつつ、だが勃起を押さえられない。
 今度は正上位で挿入する。
 すんなりと奥まで入る。だが……
「感触が……さっきと、違う? うわあ!?」
 美耶子の膣内のつぷつぷが、挿入角度が変わるだけで違った部位に押しつけられて、ペニスを前後に動かすだけで射精中枢が刺激される。
「すげえ、このマンコ、すげぇ……」
「きもちいーでしょ? 美耶子のオマンコ……ね?」
「ああ、最高だ、チンポ溶けそうだ……」
「キスしながらだともっときもちーよ?」
 誘われるままに、上体を折り曲げ、美耶子とキスする。
 舌と舌が絡まり、唾液がまざりあう。
 少女の口腔は小さい。おとなの舌を差し込まれるといっぱいいっぱいだ。その充満感がたまらない。
 性感がたかまり、思わず腰を激しく動かす。
「あっ、だめ、福嗣くん……まだ」
「おっあああっ、出る!」
 ビュッビュッ!
 またも暴発だ。
「もー、福嗣くん、美耶子まだなのにぃ」
「ご、ごめんね、美耶子ちゃんの中、気持ちよすぎて……」
 福嗣の声がか弱くなる。
「ね、あと一回できる?」
「た、たぶん」


 美耶子が上になって腰を振っている。
 福嗣には、美耶子を突く体力がもう残っていなかったからだ。
 勃起は、した。美耶子のフェラテクのおかげだ。
 福嗣の意識はもはやも朦朧としていた。
 ただひたすら、下半身がキモチイイ。
 美耶子がこちらにおしりを向けて、上下に振っている。
 白くて丸くてちっちゃな桃尻だ。
 世界一可愛い果実に思える。
 美耶子が髪を揺らしている。のけぞる。きれいな背筋だ。
 美耶子が感じている。福嗣のチンポを、今はおしりの穴に受け入れているのだ。
 この穴もすごい。膣よりも深いから、福嗣のチンポがまるごと食べられてしまう。
 奥まで吸い込まれ、ヌルヌルの腸粘膜に亀頭がしゃぶられる。
 絶叫し、射精したいけれど、美耶子がイクまで出すことはゆるされない。陰茎の根元をバンドで搾られていた。
 これでは、肉バイブだ。福嗣はいま、美耶子のオモチャにされている。オモチャとセフレとは、どっちが格上なのだろうか?
 そんなことを思いながら、絶頂を迎える美耶子の横顔がたまらなく愛おしいものに感じられた。


「はあ……きもちよかったぁ……福嗣くんのチンポさま、最高だったよ」
 美耶子は大きく伸びをすると、今し方、おしりに大量の精液を(四発目なのに)流し込んでくれた福嗣左右汰のペニスに愛おしげにほおずりした。
 そのとき、九十分の終わりを告げるタイマーが鳴った。
「時間来ちゃった……あっという間だったね。福嗣くん、明日の撮影、がんばろーね」
 しかし、本体の福嗣は白目を剥いて失神していた。
「あれー、寝ちゃった? 福嗣くんってば、時間来ちゃうよ、次の仕事の。福嗣くーん」


 かくして、福嗣左右汰は翌日の撮影に参加することはできず、折しも、女子中学生との淫行が発覚し、そのまま長期休業をやむなくされた。美耶子の相手役には別の俳優がアサインされ、無事クランクアップした。
 

 そして、ソープ嬢としてのスキルを獲得した美耶子についてだが――実は今でもたまにお店に出ていたりする。女優の特訓としては、これがベストだから、という理由らしい。仲良しの常連客にはLINEで出勤日の予告が来るそうだ。
 相変わらず、NS解禁しては店長に叱られているんだろう……

おしまい 



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Date:2019/05/05
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