エロと工口は違う。
そう、イムと仏と同じくらいかけはなれています。
文字というのは、形で情報を伝えているわけで、そういう意味ではそれらはまったく同じはずなんですが、違う。
文字には形以外の情報があるのです。
それは実のところ、成立の経緯そのものであったり、約束ごとのレベルであったり、書き順といった手書きゆえの差異であったり、いろいろです。その多くが、活字で、なおかつ安易にコピー&ペーストされるネットワークの世界では通じにくいのはモノの道理です。
ただ、活字が個人レベルで扱えるようになり、さらにネットで安易に情報発信できるようになったことで、この情報が薄まり、それゆえに文字遊びが可能になったという側面はあります。
にちゃん的語彙の大半が、実のところ、コピペされることによって活力を得た言葉であります。
諸外国の状況はわかりませんが、もしかしたら似たような状況があるやもしれません。でも、自信を持って言えることがただひとつ。日本、そして日本の言葉はその変化っぷりにおいて、絶対トップを突っ走っていますよ。
日本語はおもしろい。
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