なぜ繁殖するのか
ひさしぶりに「ジュラシックパーク」を見て、思った。なぜ生き物は増えようとするのだろう。
もとより死ななきゃいいのに。
死は必然ではない。代謝システムは太陽エネルギーなどの供給を受けていれば、無限に継続できる。補修の材料(窒素、炭素など)は周囲にあまりあるほどあるし、生命は自己補修機能を持っているのだから。
一度きちんとシステムが動きはじめた生命は、本来ならば「不死」なのだ。
死は、生という「システム」が自らに取り込んだ「機能」だ。
なんでそんなことを?
たぶん、「変わる」ためだ。
個が永久に存続するだけでは変化は訪れない。もしも、彼の生存に適している環境が大きく変化すれば、彼は生き続けることはできないだろう。それは、つまり、彼とともに生命そのものが永久に失われることを意味する。
異なる環境に適応できるようにするためには、より多くの変異の可能性を持つ必要がある。
そして、種をまいた以上は、新しい世代の生存のために、旧い世代はリソースを譲り、退場しなければならない。
それが「死」の意味なのだ。
つまり、より本質的に「生存」するために、生命は「個」としては死に、生殖を通じて「全」として生きようとしたのだろう。
というか、えっちが気持ちいいのも、コドモが可愛いのも、そういった、生命の戦略にしたがった現象なのかもしれません。
ですので、今年もうづきはえっちでロリな小説を書くことにします。
結論。今年もダメ人間決定な。
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